熟練調香師が語る、 香りで感動を届けるために。

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ONE to ONE Beautyの商品開発の裏側や誕生のきっかけを開発メンバーにインタビュー。今回は、ONE to ONE Beautyの専任調香師として香りの処方に携わる高橋にインタビューをしました。

▼高橋 智彦
株式会社桃谷順天館 フォーミュラ・マイスター/調香師。
桃谷順天館の香りの第一人者。香りの聖地と呼ばれる仏・グラースにて香料の研鑽を積んだONE to ONE Beautyの専任調香師。

常にご満足いただく商品開発のため、たゆまぬ研鑽

私は、ONE to ONE Beautyの専任調香師として香りの処方に携わっています。調香師は、香りが人々に与える印象を把握し、製品にふさわしい香りを生み出すのが仕事。ONE to ONE Beautyでも厳選した精油や香料を使い、一度使ったら忘れない香りを生み出すことにこだわっています。

香りは嗜好性だけを追求すると、万人受けするものにしかなりません。いかにテーマに合わせた香りをつくれるか。その上で複雑性を出せるか。

お客様が香りを嗅いだ時、最初は「ん?」と意外性や不協和音を感じさせつつも、「もう一度、この香りを使ってみたい」と思ってもらえる香りを追求しています。このような香りをつくれるかが、調香師の腕の見せ所だと感じています。

複雑性を出すために、香り同士の相性や素材そのものの探求は今でも欠かせません。すでにベースの知識は頭に入っていますが、今でもトレンド素材を探しに香りの本場フランスへ行ったり、見本市に赴いたり、日々フレッシュで質の高い情報をインプットするように心がけています。

香りはアイデンティティを表現する手段

私の場合、香りへの興味は高校時代からあり、大学も香りについて学べる場所を選びました。それは香水が好きな両親の影響を大きく受けています。私にとって香りは幼いときから身近に感じるものだったのです。

香りには不思議な魅力があります。

香りを嗅いで、自身が心地よさを感じるのはもちろんのこと、香りがきっかけで場が和やかになったり、会話が弾んだり。香りはコミュニケーションツールの一つだと思っています。

また香りは、まとうことで、自分のイメージの演出や、自分を高める手段として使うことも可能です。

組み合わせや配合次第で、いくらでもアイデンティティを表現できるのが香りの特徴。そんな香りの魅力を引き出す仕事がしたいと思い、化粧品会社への就職を決めました。

産地や配合量。少し変えるだけで、香りは全く違うものになる。

ワインと一緒で、精油は産地と年度によって、香りが変わります。自然の恵みである精油の個性を活かして、処方組みを検討します。

また、配合する量によっても、全く違う香りになるものもあります。例えばジャスミンの香りを構成する「インドール」。ほんのちょっとだと花の美しい香りと感じられますが、入れすぎると糞臭になってしまいます。

なので、調香師は産地にも配合量にも、繊細な注意を払って調合しています。調香師の仕事は、非常に面白く奥が深い仕事です。

一人ひとり好みが異なるからこそ、こだわった香りで感動を届けたい

香りは0.2秒で脳に伝達すると言われています。つまり、最初に感じる効果は香りだといっても過言ではありません。私が化粧品の香りに重きを置くのはこれが理由です。

私は化粧品は医薬品ではなく、楽しむものだと思っています。スキンケアをする回数は、1日2回、1年だと365×2で730回もの回数になります。その730回もの時間が、幸せに満ちあふれた豊かな時間であってほしいというのが私の願いです。

ONE to ONE Beautyがきっかけとなり、肌がきれいになるだけでなく、楽しい毎日に。そして豊かな人生になるように。今後も香りの魅力を追求し、伝えていきたいと思います。

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